犬猫のフィラリアについて

 

 

参考:猫のフィラリアについてわかりやすい動画

猫のフィラリアについて、わかりやすい動画を見つけたので紹介します。

 

<字幕>
(蚊が猫を刺す)
パシ(叩く)
ふぎゃー!!

 

フィラリアが犬だけじゃなく猫にも観戦するって聞いたんで怖くなって…。

 

先生が言うにはね、

 

先生「ある意味犬より怖いですよ。猫のフィラリア症は…。」

 

●猫のフィラリア症の特徴
フィラリア症は犬だけの病気ではありません。猫にも感染します。
しかも、猫は犬に比べて体が小さいため、経った一匹の成虫が心臓に寄生しただけで命取りになる場合もあるのです。
更に恐ろしいことに、猫のフィラリア症には確立された治療法がまだないのです。

 

しかも先生が、猫のフィラリア症は突然死することもあるっていってたわよぉ。

 

●猫のフィラリア症の感染メカニズム
1.フィラリアに感染している犬を蚊が吸血する際、ミクロフィラリア(フィラリアの小虫)を吸い込みます。
2.フィラリアの幼虫を宿した蚊が猫を吸血し、フィラリアの幼虫が猫の体内に侵入します。
3.フィラリアは血管を伝って肺や心臓に寄生します。そして突然死を引き起こすこともあるのです。
4.また、肺や心臓に規制する前に比較的早期に血管内で死滅したフィラリア幼虫も呼吸器に悪影響をもたらすことが分かってきました。

 

フィラリアの幼虫は、10匹に1匹の猫に感染していたという日本の調査報告もあります。
でも、猫のフィラリア症の症状って、他の病気と見分けが付きにくいんですよねぇ。
●猫のフィラリア症の症状
・呼吸困難
・咳
・食欲不振
・体重減少
・嘔吐

 

とはいえ、月に1度ちゃんと予防薬を投与していれば防げるんです。
●猫のフィラリア症の予防
蚊の出始め1ヶ月後から出なくなった1ヶ月後までの期間、ひと月に一回投与します。
※地域によって、蚊の活動期間は異なります。
ということで、ちゃんと予防してあげて下さいね。

 

あれ?そういえばあのハガキって…
あっ、肝心のフィラリア予防、忘れてた〜。

 

参考:犬のフィラリアについてわかりやすい動画

犬のフィラリアについてわかりやすい動画を見つけたので紹介します。

 

<字幕>
犬を飼っているおかあさんたち、なにか忘れてない?
おかあさんたち:なんだっけ?
犬:じー。
おかあさんたち:うーん…。あっ、わかった!!フィラリア予防だ!

 

しっかり予防!!犬のフィラリア症

 

というわけで動物病院へ。
フィラリア症なんてすっかり忘れてたわね。
予防薬を投与する前にまず検査だったわよね。

 

●犬のフィラリア症の主な症状
フィラリアは蚊によってかんせんします。
・咳が出る
・元気がない
・呼吸が苦しそう
・食欲が無い
・お腹が膨らんできた
・血尿がでる

 

まあでも、うちの子は室内で飼ってるから大丈夫だと思うわ。

 

そんなことはありませんよ。

 

あっ、院長先生!

 

フィラリアは蚊によって感染します。蚊の多い日本では室内犬だから安心ということは決してありません。

 

●犬のフィラリア症の感染メカニズム
1.まずフィラリアに感染している犬を蚊が吸血します。その時蚊はミクロフィラリアを吸い込みます。
2.フィラリアの幼虫を宿した蚊が犬を吸血し、フィラリアに感染させます。
3.フィラリアは血管を伝って肺や心臓に達し、感染犬を死に至らしめるのです。

 

しかし、フィラリアを必要以上に怖がることはありません。
フィラリア症は確かに恐い病気ですが、きちんと予防すれば防げる病気でもあるのです。

 

●フィラリア予防薬の種類
・飲み薬(最も一般的に処方されています。錠剤かおやつタイプがあります。うちの子は飲み薬に抵抗ないのでいつもこれね。)
・注射(一回の注射で効果が6ヶ月持続します。お友達のお母さんは毎月1回の投与を忘れるから先生に注射してもらってるんだって。)
・スポット(フィラリアだけでなくノミにも効果があります。肩甲骨のあたりに付けるだけなので簡単に投与できます。うちの子は飲み薬が苦手なのでスポットタイプが合っているかも…。)

 

フィラリア検査、二匹とも陰性で良かったわ。
ボクたちが教えてあげないと忘れていたのにね。
来月のフィラリア予防は忘れないゾ!
私も忘れない。

 

忘れずに 投与が大切 フィラリア予防

 

参考:ミクロフィラリアの動画

フィラリアの幼虫であるミクロフィラリアの動画を紹介します。
細長い虫が盛んに動き回っている様子がわかります。
こういうのが体内にいるとわかると絶対に駆除したくなります。

 

<字幕>
フィラリアに感染した犬の血液を顕微鏡でみているところです。
まずは低倍率から。赤いものは赤血球です。
わかりますか?
なにやら動いてますよね?
倍率をあげてみます。
もうおわかりですよね。

 

これはミクロフィラリアと言われるものです、フィラリアの子供です。
親虫は心臓に寄生しています。
子供は血液中に出現し、犬が蚊に吸血されると、血液と一緒に蚊の体内に入ります。
そして、蚊が次の犬を吸血する時、新しい犬の体に移動して感染します。
これは赤血球を取り除いてわかりやすくしたもの。
活発に動きまわってますね(^_^;)

 

猫のノミに苦しんだ話

もう10年ぐらい前の話なので、あの猫はもうこの世にいないと思います。

 

私は大学生の頃、寮に住んでいました。
個室ではなく、2人部屋で、3歳年下の小田君と同居していました。
小田君はペットの猫を飼っていました。
私も猫は好きだったので、2人と1匹で仲良く暮らしていました。

 

あれは夏の前、5月頃だったと思います。
突如、私に虫刺されが多発します。
蚊に刺されたみたいにかゆいのですが、蚊よりかゆい気がします。また刺された痕も蚊とは違っていました。
ダニかな?と思ったのですが、布団を干しても改善しませんでした。

 

ある日、寝ていると部屋にほったらかしにしておいたスーパーの袋がカサカサいっています。
何かなあと思ってみたら、ノミでした。
ノミがスーパーの袋に入り込んでぴょんぴょん飛び跳ねていました。
私はノミを見たのは初めてでしたが、すぐにわかりました。
あらためて部屋を見ると、アチラコチラにノミがいました。
何匹か潰すと血が出る個体もありました。私の血を吸ったやつです。
それからセロテープ片手にノミを退治する日々が始まりました。
しかし、ノミが増えるスピードのほうが早いようで、一向にノミが減りません。私はノミに刺されまくって、全身に100箇所以上刺されて、痣だらけになりました。友人から、「お前、どうしたん?」って言われるレベルでした。

 

原因は猫でした。猫の毛を見ると、いっぱいノミがいました。
小田君に何とかしてよとお願いしたら、ノミ取り用の櫛を買ってきて、ノミ取りをしました。
しかし、そんなの気休め程度にしかなりません。
部屋に繁殖したノミは猫が持ってきたものですが、猫からノミがいなくなっても部屋のノミは私の血を吸って繁殖しているので、いなくなりません。

 

結局、秋が来るまでノミとの戦いは続きました。
ノミはいなくなりましたが、それは私の撲滅作戦が成功したのではなく気温が下がって勝手に死んだのだと思います。

 

ノミは繁殖スピードが早く、撲滅するのが難しいです。また、体が頑丈なので、ちょっと叩いただけでは死にません。掴んで力を入れて潰す必要があります。またすばしっこいので捉えようとしても逃げられることもおおいです。

 

今思えば、あの猫はレボリューションみたいな薬も飲んでなかったし、野良猫みたいな感じでした。
やはり、ペットとして買うなら、人間と共存するなら、もうちょっと人間がケアしてあげないとダメだと思います。
ノミは本当に面倒です。そうならないように気をつけましょう。